昨日までは三連休でしたが、また明後日は秋分の日で休みなんですね。
三連休中は、スーパーでの買物と図書館に本を借りに行った以外は家にいました。
テレビでJリーグを観戦したり、本を読んだり掃除をしていました。
三日間ほぼ同じような過ごし方をしていましたが楽しかったです。
以前は連休だから少し遠出したいなとか、友達とランチに行こうなどと考えていました。
何も予定のない休日は寂しいと思っていました。
昔は一人でいることが寂しかったのに、なぜ最近はそう思わなくなったのか考えてみました。
一人で過ごすということは、もちろん目の前には誰もいません。
誰かが面白い話をして楽しませてはくれません。
一人でいると自分をいかに退屈させないかということを無意識にやっている気がします。
「自分を楽しませないと」というように肩に力が入っているわけではありません。
その時々でマイブームみたいなものが自然に湧き上がってきます。
ちょっと前はミニマリストの本を中心に読んでいましたが、今は経済の本を夢中になって読んでいます。
以前は自分がつまらない人間だと思っていて、友達と一緒にいる時は楽しんでもらえるように必死でした。
一人でいるとそんな「つまらない自分」と向き合うしかなくて、それが嫌で誰かと一緒にいて気を紛らわせたい、でも誰もいなくて寂しいという考えに繋がっていたのだと思います。
でも最近は自分をつまらない人間だと思わなくなりました。
「頭がいいわけでもなく人付き合いも苦手だし、特技もないのによくここまで頑張ってきたな」というように自分をねぎらうようになってから変わりました。
私は職業訓練に通っているのですが、授業の内容が理解できなくて悩んでいました。
「本当に頭が悪いなあ」と自分に嫌気がさしていました。
でもどうにかこの状況から抜け出したいと思っていました。
そして、とにかく少しでも理解できる部分があったら「よく分かったね、偉い!」と心の中で励ますようにしていました。
すると不思議なもので、ほんの少しずつ自信がついてきてだんだん理解できることが増えてきました。
でもどうしても分からないことが出てきた場合は潔く諦めることにしました。
悩んで落ち込むよりも、自分の中で無理矢理にでも良い部分を探して認めるのがいいのではないかと思います。
今までは悪い部分しか見えていなかったんです。
良い部分を意識できるようになったことで自己評価も高まって「つまらない人間」だと思うことも減って、一人でいてもほとんど寂しさを感じなくなりました。
ただ捉え方が変わっただけで随分ラクになるものですね。