最近は朝晩だいぶ寒くなってきましたけど、今日の昼間は暖かかったので公園で日なたぼっこをしていました。
紅葉も綺麗ですし今はいい季節ですね。
枯葉を踏んだ時の「バリッ」という音を楽しんだり、深呼吸をして秋の匂いを感じて嬉しくなったり。
自然の多い公園にいると素のままの自分に立ち返ることができる気がします。
今年仕事を辞めてからずっと、物事を前向きに考えないといけない、全てのことに感謝しないといけない、良い方向に自分を変えないといけない、というようなことを考えていました。
自由になったはずなのに「〇〇しなければいけない」と自らに制約を課していたように思います。
優れた人間にならないといけないという呪縛から抜け出せていなかったのかもしれません。
ごちゃごちゃ考えずに、このままの自分でいいんじゃないかと思い始めています。
一人で公園を歩いていたら色々な悩みがどうでもよくなりました。
働いていた時は自分に合っていない仕事をしていることにもどかしさを感じていて。
家に居ても両親の家に間借りさせてもらっている感覚で。
配偶者も恋人もいないし、親友と呼べる人は今まで居たことがないし、自分の居場所なんてどこにも無いんだろうなと思っていました。
でも自然の中に身を置いていると自分の居場所は自分の中にあるような気がしてきました。
「ただ生きている」それだけでいいように思います。
物事を難しく考える必要はありません。
シンプルでいいんです。
青い空を見上げていたら悩んでいるのがバカらしくなりました。
公園で一人黄昏ていて、ドラマの主人公にでもなったような感覚に陥りました。
先月で職業訓練が終わって毎日決まって行く場所が無くなって、日雇いバイトをしてみたものの一日単位で行く行かないは自由だし、これから自分は一体どうなるんだろうと考え出すと先が見えなくなって。
でも生きている限りどうにかなるわけで、今は気が向いたらバイトに行って、休日は公園でゆっくり散歩していれば楽しいですし。
深く考えるまでもなく至極単純でした。
自分は自分でしかなく、急に優秀な人間になれるわけが無かったんですね。
自分らしさを大切にもう少しゆるくなってみようと思います。