先日テレビを観ていたらJリーグの選手がプライベートなことを話していました。
30代の独身選手が既婚の選手に「何で結婚しないの?」と聞かれていました。
今風に言うと「いじる」という感じでしょうか。
Jリーガーは若い時に結婚する人が多くて30代で独身というのは少数派なんですよね。
私も働いていた頃は「早く結婚した方がいいよ」とよく既婚の先輩に言われていました。
でも「結婚に向いてないんですよ」と軽く返していました。
そういういじられ方をされることに対して結構楽しんでいた記憶があります。
最近改めて思うのは独身でいて本当に良かったなということです。
基本的に一人で行動するのが好きなのです。
でも、たまに友人とご飯に行くと会話をできることが貴重だと思えて更にその時間を楽しめるというメリットもあります。
今日もまた朝から一人でカフェに行っていました。
他にお客さんが居なくて貸切状態でラッキーでした。
窓の外で猫が二匹で遊んでいる様子を可愛いなと思いながら眺めていました。
以前は何で私を受け入れてくれる人が全く現れないんだろうと嘆いていた時もありました。
周りの友人のほとんどが結婚しているのに何で私だけ・・・と。
そういう「寂しい」という気持ちがベースになっていて、やっと見つかったと思った相手はやっぱり寂しい人でした。
寂しい者同士が一緒に居ると余計に寂しさが倍増していたような気がします。
その人とは短期間で離れることになって今となっては良かったと思います。
現在は自分という人間と一緒にいることを楽しめています。
何をしたら喜べるかというのがだんだん分かってきたので、その瞬間にしたいことをしています。
確かに自分を受け入れてくれる人が居るということは幸せなのかもしれません。
でも、そういう人の存在よりもまず自分自身を受け入れることの方が大切である気がします。
私の場合はかなり難しくて今心がけることを意識づけしている最中ですが。
まずは苦しい状況に身を置くのをやめたので、やっとスタートラインに立てたような感覚でいます。
まあこれは独身であるかどうかは関係ないですけどね。
最近はだいぶ独身にも優しい社会になってきている気がします。
少しずつ多様な価値観が認められつつあるので、いい時代に生きているなと感じられるようになりました。